労保連労働災害保険のご案内
労働災害は、安全管理を徹底してもすべてを未然に防ぐことは困難です。
労働災害に伴う補償は、国の労災保険により公的な補償が行われていますが、昨今は、それ以外に事業主に何らかの上積み補償を求めるケースが見られます。
全国労保連では、このようなことに対応するため、厚生労働省から保険業法に基づく特定保険業の認可を受け、労働者に対する上乗せ補償の費用を担保することを目的として、労保連労働災害保険事業(労災保険の上乗せ補償制度)を行っています。
労保連労働災害保険は、労働基準監督署長の支給決定を受けた業務上災害・通勤災害について補償いたします。この保険には、労災保険に特別加入している事業主の方も加入できます。
今般全国労保連は、この労保連労働災害保険について、会員事務組合の要望を受け、労働災害を取り巻く環境の変化に対応するため、厚生労働省の認可を受けて平成28保険年度(平成28年8月)から、保険商品の追加を行い、更に手厚くしました。
なお、この事業の運営に関しては、学識経験者の委員で構成する「労働災害保険事業運営委員会」を設置し、定期的に適正に運営されているか否かをチェックしています。